たいせつなひとの旅立ち。
すごく長いお付き合いをさせてもらっている
たいせつなお客様が亡くなった。
一報をもらってすぐご自宅へ電話をかけた。
奥様の声を耳にした途端、涙があふれた。
仕入れに行ったあと、すぐにお顔を見に行った。
明日の通夜では人が多すぎて
もうきっと、お顔を見られない。
行く道中でいろんな場面を思い出して
涙がとめどなくあふれてきた。
お別れは突然やってきた。
でも、あなたがいなくなっても
わたしのここに、あなたはいます。
ありがとう、金一さん。
どうかいつまでも、優しいまなざしで
わたしを、美人亭を見守ってください。
一休
関連記事